繁華街から一本裏道に入っただけで辺りは静かな空気に包まれている。
とあるビルの一角・・・
重厚なドアの中は欧風の家具で統一された事務所になっていた。
奥にある机に向かっている洒落た風貌の男が一人。ダブルのスーツが良く似合っている
目にして居るのは英字新聞である。
朝の珈琲タイムなのか湯気の上がっているカップが一つ。
トントン  ドアをノックする音がする。
「どうぞ」
男は新聞から顔を上げてドアの向こうに声を掛けた。
トントン またノックの音。
ドアは開く気配も無い。
男は腰を上げてドアに向かい開いてみた。
「いたずらか?」
目の前には誰も立っていなかったのだ。
軽く首をかしげながら男は戻ろうとすると「すみません。」
足元で声がする。
ぎょっとして足元を見るとなんだかペンギンらしきものが見上げている。
「外に貼ってあったこれを見てやってきました。」とペンギン。
(ぉぃぉぃ ペンギンってしゃべるんだったかなぁ)
男は目をこすって見直す・・確かにペンギンだ。
男は指し出されたものを受け取って確かめる。
確かに自分で貼った求人広告
「助手 急募。」

そう ここは京都まちかど探偵事務所
 
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